割安と割高の地理
PBRの差は、資本効率(ROE)の差でおおむね説明できる。「作る」層はPBR1倍を割っていて、解散価値以下で評価されている。
24カ国・1,000社を横断する業界ナレッジを一次資料として読み、いま自社がどこにいるのかを数字で確かめ、これから何が起きるかの見立てまで組み立てる。経営の問いのための、リサーチ&ストラテジー・エージェントです。
現在はクローズドベータです。コードをお持ちの方のみご利用いただけます。
指標を出すことが目的ではありません。決めるために必要な問いを、そのまま投げてください。
同業の中で、いま自社はどこにいるのか。
同じカテゴリ・同じ国の分布の中に置き、増収率・利益率・株価モメンタム・時価総額で位置を出す。印象ではなく、集計した数字で。
この市場は、5年後も同じ勝ち方が通じるのか。
人口動態とマクロ経済の指標、40年分の気温、収録企業の増収率を突き合わせ、追い風と逆風を分ける。
隣の国の勝者は、何を変えて勝ったのか。
同じ構造の課題で勝っている企業・負けている企業を選び、沿革のイベントと業績の時系列で何が違ったのかを比べる。
いま関心が伸びているのは、どの様式・どの技法か。
デザインの語彙とニュース収集を突き合わせ、ブランド、そして上場企業までつなぐ。
収録データからそのまま組んだ3つの出力です。系列ごとに基準日が違うので、それぞれの図に基準日を添えてあります。
| 国 | 社数 | 時価総額 | 株価1年 | 売上前年比 | 営業利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| フランス | 13 | 142.9兆円 | -7.6% | -1.1% | 15.7% |
| 米国 | 105 | 135.9兆円 | +3.0% | +2.2% | 5.1% |
| 日本 | 172 | 57.4兆円 | +7.8% | +4.4% | 5.1% |
| イギリス | 28 | 42.9兆円 | +12.7% | +1.0% | 7.6% |
| 中国 | 145 | 39.4兆円 | -15.5% | +3.4% | 9.4% |
| スイス | 8 | 38.5兆円 | +25.7% | -1.1% | 3.7% |
| インド | 87 | 37.6兆円 | -14.0% | +11.0% | 9.4% |
| スペイン | 5 | 35.4兆円 | +22.0% | +1.8% | 12.0% |
| ドイツ | 11 | 13.8兆円 | -2.8% | +4.0% | 1.7% |
| メキシコ | 7 | 12.5兆円 | +3.2% | +1.7% | 8.4% |
| 韓国 | 99 | 9.9兆円 | -10.3% | +1.9% | 5.5% |
| 台湾 | 88 | 8.8兆円 | -9.5% | +4.9% | 4.3% |
この画面のために書いたものではありません。ナレッジに既に入っている読み物から、結論を1行ずつ引きました。同じ問いを投げれば、エージェントは同じデータから組み直して答えます。
PBRの差は、資本効率(ROE)の差でおおむね説明できる。「作る」層はPBR1倍を割っていて、解散価値以下で評価されている。
5年累積リターンの中央値は-5.5%。半値以下の198社が、2倍以上の142社を上回るバーベル型の5年だった。
就任後12カ月の超過リターンは-12.6%。だが就任「前」は-27.3%で、下がっていたから替えたのであって、替えたから下がったのではない。
人口が減る6市場の勝率30.8%は、増える市場の30.2%と同水準。人口減少は敗北の宣告ではなく、勝ち筋の再定義だった。
月平均28°C超の「猛暑月」は24都市合計で268→314カ月。猛暑月ゼロだった温帯都市への侵入が始まっている。
衣類輸出は中国×0.92に対しベトナム×1.80。ただし中国は2023年も依然ベトナムの5.1倍で、シフトは起きているが置き換わってはいない。
関心は全体で減衰している(中央値×0.77)。その中で相対的に伸びた実体は、149件のうち27件だけだった。
本業が赤字なのは595社中101社。グローバル大手は0%で、赤字は規模の小さい中間層に棲んでいる。
差はモデルの賢さではありません。土台です。問いが来てから集め始めるのではなく、集め終えて、構造化して、時点を打ってある状態から始まります。
「本業が赤字の企業は何社か」に、Web検索は答えられません。数える対象が定義されていないからです。ここでは24カ国1,000社という母集団が固定されていて、その場で数えられる。
国をまたいで売上を比べるには、24通貨を揃えるところから始まります。その為替は200カ月ぶん揃っていて、企業は1社1行49列に結合済み。集計は下ごしらえからではなく、答えから始まる。
40年分の気温と業績を突き合わせる、貿易統計から発注の移動を読む——こうした問いが成立するのは、両方が同じ構造で、同じ時点で並んでいるからです。
数字には基準日が付き、結論には出典が付きます。読み手が確かめ直す工程が消える。時間が本当に溶けているのは、そこです。
基準日 2026年8月
集めるのに数週間、揃えるのに数日かかっていたものが、問いの側から始められる。エグゼクティブに渡るのは、速い要約ではなく、そのまま決められる材料です。
「今後どうなるか」を聞かれたとき、記事や会社計画の見立てを写すことはしません。1,000社を物差しに、こちらの見方を組み立てて、崩れる条件まで書きます。
対象を業界の分布の中に置く。同カテゴリ・同国・同じバリューチェーン上の役割と比べて、どこにいるかを実際に集計する。診断のない提言は書かない。
同じ問いを扱った収録レポートがあれば、その物差し(何で測ったか)を使う。ただし数字は引き写さず、その場で計算し直す。
ナレッジの時点より後の決算・発表・計画はWebで埋める。Web由来はURLを添えて、ナレッジ由来と分けて書く。記事の見立てを写して答えにはしない。
結論には、どのデータからそう読んだかと、反証条件(何が起きたらこの見方を変えるか)を添える。会社側の計画値と、こちらの評価は混ぜない。
「では何をするか」まで聞かれたら、数字で固めた診断・選択肢2〜4案・推奨1つの形で書く。各案に「効く条件」と「捨てる条件」を添える。売買や投資の推奨はせず、顧客・商品・チャネル・供給の観点に置き換える。
見立ては、当てにいくものではなく、どう崩れるかが分かるものとして渡します。
収録は 2026年8月 時点
世界の同業の中で、自社の成長とバリュエーションがどこにあるか。取締役会に出す一枚に必要な数字と、その出所を揃える。
暖冬や猛暑の定常化が、自社のカテゴリ構成にどう効くか。代表都市の40年分の気温と、収録企業の業績を突き合わせる。
いま関心が伸びている様式・技法・素材は何か。デザインの語彙から、それを扱うブランドと企業へたどる。
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